これはこれは珍しいミュージカル編。 以前、バックステージ・バフィという特番でシーズン6でミュージカルに挑戦といっていたことがあり、「ミュージカル?」ってって感じで全然期待していなかったのですが、予想を完全に裏切る面白さでした。  一番驚いたのがタラの歌がとてもうまい事。 ウィローはほとんど歌とダンスがありませんでした。 
ストーリーは、人間の感情を歌とダンスに表現させる魔法を使う悪魔が、サニーデールの住民に魔法を掛ける。 すると隠していた感情が、歌とダンスになって現れる。
ザンダーとアンヤがお互いの不満を歌ったり、ウィローがタラとの愛を歌ったりする他は、深刻な話ばかりで少々気が重い。 バフィは生き返って以来、スレイヤーとしてなくしてしまった情熱と、穏やかな天国から地獄とも言える現世に戻されたという、誰にも打ち明けられない心中を歌う。  ジャイルズはバフィの現状を理解しつつも、バフィが自分を頼るのはバフィのためにならないとバフィの元を去る決意を。 スパイクはバフィが仲間に自分の本当の気持ちを伝えられないストレスの為に自分に合いに来ることに耐えられないこと。  タラはウィローが魔法で自分の感情を操ったことに対して自分の居場所を失ってしまったことを。 ドーンは「みんなわたしを・・・」ってところで悪魔にさらわれてしまいました。 
思いがけない人物が悪魔を呼び出し、思いもよらないシーンで終わります。 今回は本当に観るしかないですね。 言葉では言い表せません。
死者:なし          
凄いシリアスなコメディ編。 前回でバフィの本心を知ってしまったウィローたち。 なにかバフィにしてあげたいが、いい方法は思いつかない。 一方、ついにジャイルズはサニーデールを去る決意をバフィに伝える。 また、ウィローを信じられなくなったタラは、ウィローに一週間魔法を使わないと約束させる。 だが、ウィローはバフィの天国での記憶を消す為に、魔法を使ってしまう。 ”物語の序盤に魔法を使うとその魔法は失敗する”の法則が発動し、マジックボックスでジャイルズがサニーデールから去ることをみんなに告げ、耐え切れないバフィがみんなに対して感情を爆発させたところで魔法が発動。 バフィだけでなく、その場にいた全員が全てを忘れてしまう。 自分の名前さえも。 ここからがコメディ路線。 ジャイルズとスパイクは親子、ジャイルズとアンヤは夫婦。 ザンダーとウィローは恋人同士。 バフィとドーンは姉妹。そんな組み合わせではないか?とみんなで推理しているところにスパイクを追ってきた金貸しバンパイアが現れ一同パニックに。 自分を正義の味方だと思い込むバフィ。 バンパイアだが魂を持ち、新種で正義のバンパイアだと思い込むスパイク。 その「魂を持つバンパイア」の発言を一蹴するバフィ。 このあたりは笑えます。 結局、偶然に魔法は解けるのだが、ジャイルズはサニーデールを離れ、タラもバフィの家から出て行く。 そして前作のラストでよもやのキスシーンを演じたバフィとスパイクがまたもやキスを交わしているところでエンディング。 どうなってるんだ。
・本当に残念ですが、ジャイルズが降板ということです。
死者:なし 
第108話:白紙に戻して
TABULA RASA
第107話
ワンス モア ウィズ フィーリング 
ONCE MORE WITH FEELING