すごい怖い話です。 禁断の脚本=夢オチという恐怖。 「すべては○○の夢だった」でいままで築きあげられてきたものがその一言で片付けられてしまう。 日本でも古くからありまして、ドラえもんの最終回は有名ですね。(ガセですが) ただ結構な人気作品でも”夢オチ”はあるので安心は出来ません。 さて、バフィも当然バンパイアスレイヤーということ自体が妄想であり、ということはサニーデールのすべて、ウィローもザンダーもジャイルズもドーンも妄想の産物であり、本当のバフィはロスの病院に入院しているという設定です。 見ているうちに、どっちが本当のことだかわからなくなるってことはないんですが、(当然、サニーデールにいるバフィが本当)最後まで妄想の世界が消えないという不気味な終わり方をしてくれます。 バフィが妄想に惑わされ、ドーンやウィローを傷つけようとする。 ギリギリのところで妄想を断ち切り、現実を認識するのですが、消えると思ったロスの病院のバフィは、消えることなくそのまま精神の糸が切れてしまい、そのままエンディングクレジットが流れます。 そのような終わり方は非常の後味が悪いんですが・・・。

・3人組のアンドリューが呼び出したデーモンは、毒により妄想の世界に人間を閉じ込める。
・ロスでバフィが一番最初にバンパイアを倒したとき、怖くなって両親に相談したが、バフィがおかしくなったと思った両親により、2週間入院させられていた過去がある。
死者:なし         
もはやロマンティックホラーコメディという設定を忘れたかのように、昼メロなみのドロドロの愛想劇となってしまいました。
ザンダーに最低の仕打ちを受けてしまったアンヤ。 そのために復讐の悪魔:アニヤンカに戻ってしまった。 アンヤはザンダーに復讐しようとするが、自分では呪う事は出来ない。 そこでバフィ、ウィロー、タラ、ドーンを使ってザンダーを呪わせようとするが、みんなに見抜かれたのか、失敗に終わる。 このあたりはコメディータッチでよかったのですが・・・。 そんなアンヤのところに、バフィから一方的に別れを告げられ、それを吹っ切れないスパイクが、苦しみから逃れる呪文を求めてマジックボックスにやってきた。 スパイクはザンダーが嫌いなので、アンヤはスパイクを利用しようとするが、お互いの境遇を話しているうちに、共感したのか怪しい雰囲気に。 そのころウォーレンたちがバフィを監視するために仕掛けたカメラを調べていたウィローは、マジックボックスを監視していたカメラも発見。 そこに映し出されたものは、スパイクと肌を重ねているアンヤの姿だった。 気の利かないウィローは固まってしまい、ザンダーとバフィはその場面を見てしまう。 ザンダーは逆上し、斧とクイをもってマジックボックスに向かう。 スパイクを殴りつけ、はっきりいってアンヤのことをとやかくいう権利はないのだが、スパイクと寝たアンヤを罵倒するザンダー。 そんなザンダーにスパイクは「バフィにもいってやれ」という。 バフィの表情からスパイクとバフィの関係を察知したザンダーは・・・・。

・3人組みはなにか探しものをしている。 ジョナサンはそれが成功したら3人組から抜けようとしている。ウォーレンとアンドリューはそんなジョナサンを何かに利用しようとしていた。
・バラバラになってしまったバフィグループ。 タラはある行動に出る。
死者:なし 


第118話:エントロピー ENTROPY
第117話:2つの現実  NORMAL AGAIN