流浪の一族の末裔の宿命としてエンジェルとバフィを遠ざけようとしたカレンダー先生。 それ以来バフィから避けられ、ジャイルズもカレンダー先生を愛しながらも、ウォッチャーとしてカレンダー先生を意図的に避けている。  それは24話以降、様々な形で現れていて、それを見るたびに暗い気持ちになっていましたが、避けられてもなんとかバフィたちの役に立ちたいというカレンダー先生の健気な気持ちとジャイルズの気持ちを察して、バフィがカレンダー先生にジャイルズと逢うように告げる。 バフィの気持ちは複雑だが、愛する人と逢えない悲しみをジャイルズに味あわせたくないという。 カレンダー先生もせめてもの罪滅ぼしにとエンジェルに魂を取り戻す古代の呪文を研究中であった。 そのことを予知能力で持つドゥルーシラから知らされたエンジェルはカレンダー先生を襲う。 必死に逃げるカレンダー先生であったが、エンジェルに捕まり、首を折られて殺されてしまう。 そしてエンジェルはカレンダー先生の遺体をジャイルズの部屋のベットへ・・・・。重い重い重い。前回が前回だけに。 こんなかわいそうな展開はありなのでしょうか?  怒りの復讐鬼と化したジャイルズはエンジェルたちのアジトである廃工場に単身乗り込むが、返り討ちに。 バフィがなんとか間に合い救出&脱出。 無茶をして死に急いだジャイルズにバフィは泣きながら抗議。  そしてカレンダー先生の墓標の前で改めてエンジェルを殺すことを誓うのであった。   カレンダー先生が解読したエンジェルに魂を戻す呪文は、フロッピーに保存されているのだが、誰にも気づかれることなく机から落ちてしまった。
・エンジェルのサイコ度がパワーアップ。バフィの寝顔をスケッチしてみたり、ウィローの飼っている熱帯魚を日干しにしてみたり、仲間であるスパイクの目の前でドゥルーシラを誘惑してみたりとやりたい放題。
死者:カレンダー先生(アンジェラス)、若い女性(アンジェラス)、マジックショップの店主(ドゥルーシラ)
サニーデール高校ではインフルエンザが流行中。 過労気味のバフィもインフルエンザにかかってしまったようだ。 パトロール中に倒れ、そのまま入院となったしまった。 が、バフィは病院が大嫌い。 小さいころいとこのセリアが病院でなくなったのをこの目で見ているからだ。 入院は嫌だといって暴れかけるが、鎮静剤を打たれて結局入院。  頭がボーっとしながら目覚めた深夜、バフィは悪魔のような生き物が病院を徘徊しているのを見た。 そして入院しているライアンという子供が「あいつは僕たちを殺しに来る、姿は大人には見えない」といってスケッチしている絵はバフィがみた怪物と同じであった。 翌日、見舞いに来たジャイルズたちにそのことを告げるがみんな半信半疑。 またこの病院では医師のバッカーが子供たちに実験的な治療をしており、子供たちはそれを恐れているのでは? という面からバッカー先生も調査することに。 ウィローたちが調べている途中、バッカー先生は何者かに殺される。 バッカー先生の治療は子供たちに有効だということが判明。 また、バフィが見た怪物の正体は「キンデストート」といい、子供たちの命を吸い取る死神だということがわかった。 バフィのいとこを殺したのもこの怪物のようだ。 子供たちを救うことと、十数年ぶりのいとこの弔い合戦のため、バフィは入院期間を延長、そして怪物を見るためにクスリを使い、フラフラになりながらキンデストートを迎え撃つ。
・久しぶりにコーデリアが大爆発。  病院に来たエンジェルにザンダーが必死の抵抗。 ザンダーの男前度アップ。   
死者:入院患者ティナ・バッカー先生(キンデストート)


 第30話:死神
Killed by death
 第29話:受難
Passion