今回の脚本はなんか日本的ですね。(なんとなく) 北斗の拳でいうと第6巻のアミバ、スケバン刑事でいうと美鈴編って感じ。 フェイスのバフィに対する嫉妬もここまで来たかという感じ。 フェイスを手駒にした市長の次の狙いはエンジェル。 フェイスの色仕掛けでアンジェラスにしようとするが、当然失敗。 で、今度は闇の住人の力で、アンジェラスを復活させる。 また悪に堕ちたエンジェルはフェイスと一緒にバフィを連れ出し、監禁する。 また主人公いじめの始まりだ。 ここではフェイスのバフィに対する嫉妬が爆発。 バフィへの不平不満をぶちまけ、バフィを傷つけようとする。勝ち誇ったようなフェイス。が、なんとアンジェラスがいきなり素に戻る。 驚くフェイス。 実は市長が呼び出した闇の住人はジャイルズの知り合いで、フェイスに不審を持ったジャイルズが全て仕組んだことだった。 フェイスはなんとかその場から脱出。 しかし、アンジェラスに扮したエンジェルの暴走(フェイスと熱いキスを交わす)にバフィがブルーに。
・市長の狙いはフェイスの口から洩れた。 「聖天の日」「卒業式」。
・コーデリアはウェスリー目当てで図書室に来るようになった。 祝、コーデリアバフィ軍団再加入。
死者:人のよさそうなデーモンさん(フェイス)
今回は”さとり”もの。日本のヒーロー、ヒロインものだと敵が”心を読む”ことが出来て、主人公が大苦戦って展開なんですが、さすがアメリカ。 主人公が”さとり”の術をマスターしてしまいます。 これは倒したモンスターがモンスターの血に触れるとモンスターの特徴が移る、という特殊なモンスターで、最初バフィはモンスターの容姿が移るのではないかと不安になります。 不安になるとエンジェルに当り散らすのはシーズン2から変わっておりません。 さて、モンスターの特徴というのが”さとり”だったのです。 ということで、みんなバフィに心を読まれてしまうので、大変です。 表に出している言葉と心の中が違っているのがわかってしまいます。 ザンダーはセックスのコトしか考えてないし、ウィローはバフィを助けるといいながら、バフィに自分が必要ないと考えて距離を置き、オズは一言も発しないでやたら哲学的なことを考えている。 「我思うゆえにバフィあり」。 ウェスリーは真面目なことを言ってもコーデリアのことを考えている。 しかしコーデリアだけは言っていることと思っていることが全く同じ。 本当に爆笑してしまった。 こうして人の心が読めてしまうバフィは、学校内の人間がいかに自分勝手なことを考えているかを知り、徐々に精神的に追い詰められてゆく、 そして食堂で「お前ら全員殺してやる」という声を聞くが、精神的に限界が来て倒れてしまう。 気が付いてみんなに声の主を探すように頼むが、様態は悪化する一方。 ジャイルズとウェスリーはバフィからさとりを取り去る方法を見つける。 が、それにはモンスターの心臓が必要だった。 頼りになるバンパイア:エンジェルがモンスターを倒し、バフィを救う。 あとは学園での大量殺人を止めるだけ。 バフィはすぐに学校に向かい、時計台にライフルを持って立てこもるジョナサンを発見し、説得する。 が、ジョナサンは自殺をしようとしていただけだった。 大量殺人からみんなを救ったのは、実はかなり役に立つ男、ザンダーでありました。 食堂のおばさんが昼食のデザートのゼリーに薬品を混ぜていたのでした。
・ちょこまかと張ってあったジャイルズとジョイスの複線がここにて消化。 実は二人は寝ておりました。 はい。 2回も。 ジョイスがバフィに読まれてしまいました。 ・ザンダーは相変わらずコーデリアのことが忘れられません。 ・ジョナサン、ラリーとサブキャラそろって登場。
死者:なし
第52話:声が聞こえる距離
EARSHOT
第51話:敵
ENEMIES