いよいよシーズン3もラスト2話。 最終回は全編後編です。 卒業式を明日に控えているが、同時に聖天の日も明日。 そして卒業式のスピーチは市長が担当とあってバフィたちみんなは気が気でない。 聖天について手がかりを見つけようとバフィたちは手を尽くすが、なかなか有効なものは見つからない。 が、アンヤが800年前、ある魔術師が聖天した現場にいたという。 聖天とは、人間が純粋な悪魔になることで、地上にいるような悪魔ではない、姿からして巨大だという。 対策を練るバフィたちをあざ笑うかのように市長は図書室に現われる。 そして「お前らを喰ってやる」と宣言し、去ってゆく。 みんなそれぞれ対策を考える中、アンヤは逃げ出す。 ウィローは明日のことを考えると気が気でないが、オズは落ち着いている。 しかし、オズも怖いのは同じだった。 そして二人は結ばれる。 バフィはジョイスにしばらく街を出るように告げる。 それぞれ明日のことを考えた行動を始める。 バフィはフェイスが殺した地質学者がなにを調べていたのか探る。 そこにエンジェルが登場。 何か手伝うというが、前回別れ話を切り出されたバフィはエンジェルにつらく当たる。 そしていつものように痴話喧嘩が始まるや否や、エンジェルの胸にフェイスが放った矢が突き刺さる。 その矢には毒が塗ってあり、スレイヤーの血を飲まなければエンジェルは死んでしまう。 バフィは初めてフェイスを殺す決心をしてフェイスと対峙する。 激闘の中、バフィは前回にフェイスが食堂に置いていったナイフでフェイスのわき腹を刺す。 殺す決心はしていたが、刺したことに動揺するバフィ。 その隙をついて、フェイスは官舎から飛び降り、通りかかったトラックの荷台に乗って去ってゆく。 それを呆然と見送るバフィ。 エンジェルはどうなる? 聖天の日は?
・このところみんなと打ち解けてきた感じのウェスリーだったが、エンジェルのことで頭がいっぱいのバフィはもはや制御不可能。 ・ザンダーはやっぱりバフィが好きなんだな、という描写あり。 ・逃げだしたアンヤはザンダーと一緒に逃げるために戻ってくる。が、ザンダーはそれを拒否。
死者:レーサー教授(フェイス)
最終回後編。  毒により意識が朦朧とするエンジェル。 ウィローとバフィの区別もつかなくなってしまっている。 そんな状態でバフィへの愛を口にします。 「君と別れたのは間違いだった、もう離れたくない」 フェイスとの激闘から戻ってきたバフィにエンジェルは死ぬ覚悟は出来ていると告げる。最後に逢えてよかったと。 エンジェルを死なせるわけにはいかない。 エンジェルを助けるためにバフィの取った行動はただひとつ。 自分の血をエンジェルに飲ませること。 もちろんエンジェルが素直に飲むわけない。  当然拒否する。 そんなエンジェルを殴り、さらに殴ってバンパイアの本能部分で変身したところに、身を任せるような感じで首筋に噛み付かせた。 この血を吸われているところの描写がかなり強烈な描写で一瞬目を背けたくなります。 エンジェルにかなりの血を吸われたバフィは失血(貧血?)で病院に運ばれる。 その病院にはフェイスも入院していた。 フェイスは一命は取り留めたが、意識の回復は難しい。 そんなフェイスを目前に沈痛な表情の市長。 バフィが入院したことを知り、バフィを殺そうとするが、エンジェルが助ける。 市長も深追いはしない。 明日に全ての決着が着く。  バフィの意識はまだ戻らないが、バフィは夢の中でなぜかフェイスにあう。 変わってしまったフェイスではなくて以前の明るい感じのフェイス。二人ともとってもいい笑顔でなんのわだかまりもない。 フェイスはバフィに市長の弱点を話す。 バフィはその後目を覚ます。 隣の病室で眠っているフェイスの軽くキスをした後、ジャイルズたちに明日の闘いの計画を告げる。  ウェスリーもウオッチャーとしてではなく、一個人として闘いに参加を申し出た。 完全総力戦。  卒業式当日、市長のスピーチが始まり、日食も始まる。 市長の様子がおかしくなり、ついに変身を始めた。 市長は巨大な蛇型の悪魔になった。 驚く卒業生たちと思いきや、バフィー・ザンダーの指揮の下、卒業生全員で反撃を開始する。 この展開にはちょっと驚き。 市長配下のバンパイアも後方から卒業式参加者を狙うが、エンジェルを筆頭にこちらも迎撃体制準備済み。 大混乱の中、みんなに下がるように命令したバフィは市長とたった一人で対峙する。 フェイスから受けたアドバイス、「(悪魔になっても)人間の弱みは消えない」。 市長の弱みはフェイスに対する愛情。 フェイスを刺したナイフを片手に市長を挑発するバフィ。  市長はバフィに襲い掛かるがバフィは校舎の中を縦横無尽に逃げる逃げる逃げ回る。 そして地獄の口、図書室に市長を誘い込む。 図書室には部屋いっぱいに爆薬が・・・・。状況を判断した市長だが、時既に遅く。図書室ごとというより、サニーデール高校と一緒に大爆発。 高校はなくなったが、なんとか生き残ったバフィたち。 消防車と火災の煙が溢れる中、ジャイルズから卒業証書を受け取るバフィ。 そんなバフィを見つめる視線が・・・。エンジェルだ。 お互いに見つめあったあと、エンジェルは煙の中に消えてゆく。  一瞬で廃墟となった高校を見つめる、バフィ、ザンダー、ウィロー、コーデリア、オズ。 彼らの高校生活は終わった。 家路につこうとする彼らの足元には、焼けた卒業アルバムが。 表紙は「THE FUTURE IS OURS」
・こんな事態になってもスナイダー校長は全く態度を変えず、卒業式をメチャクチャにした市長(既に悪魔)に向かって説教を始めるが、市長に食べられてしまう。・ハーモニーは混乱の中、バンパイアに襲われる ・コーデリアとウェスリーは熱烈なキスを交わした後、なぜかきっぱり別れる
死者:スナイダー校長、ラリー、生徒(市長)、ハーモニー (バンパイア)
   第56話:卒業の日パート2
   GRADUATION DAY PART2
 第55話:卒業の日
GRADUATION DAY