久々の恋愛コメディ編。 オズのことを引きずり元気のないウィロー。 バフィはそんなウィローをパーティーに誘うため、スレイヤーとしての仕事はお休み。 関係ないですが、高校時代もなんとかパーティーが多かったですが、大学に入ってからも多いですね。 さて、今回はライリーの正体が明らかに。 大学ではオルシュ教授の助手をやっていますが、イニシアチブというデーモンハンターの組織に所属しており、そこでもオルシュ教授の配下でかなり上の役職についております。 話の展開は、前回でイニシアチブに捉えられたスパイクはなんとか地下施設から脱走し、バフィを逆恨みして殺そうとする。そのスパイクを再び捕らえようとするライリーたちと、ハーモニーからスパイクに狙われていることを聞き、返り討ちにしようとするバフィ。 この3者がドタバタと大乱戦を繰り広げるというお話です。  微妙なすれ違いの間が面白いです。 バフィに好意を持っていることを自覚したライリーがウィローの助言を受けてバフィーと近づくために行動を起こすが、まったく噛み合わない会話。 スパイクを待ち伏せるバフィとスパイクを追うライリーのお互いの正体を隠した噛み合わない会話。 イニシアチブにより生命体を攻撃できなくなったスパイクとウィローの笑える会話。 久しぶりのコメディー脚本は面白いです。
・パーカーのあまりに横柄な発言にライリーがぶち切れる。
死者:なし
今回はホラーコメディということで、久しぶりの感じ。 感謝祭ネタなんで、アメリカ人だともっと面白いのでしょうが、日本人でも面白いです。 感謝祭ネタで面白いのはアダムズ・ファミリー2という映画のシーンでもあったのですが、バフィも負けてませんね。 感謝祭を目前に、工事により過去の伝道所が発掘され、それによりアメリカ人に虐殺された先住民族:チュマシ族の霊、フスが甦り、現代で復讐を始めるというストーリー。  感謝祭というより、どうしてもホームパーティを成功させたいバフィ。 チュマシ族の対応について殆ど宗教論争になってしまったジャイルズとウィロー。 生物を襲えなくなり、窮乏してジャイルズのところに助けを求めてきたスパイク。 バフィの危機を特殊能力者から知り、ロサンゼルスからやってきたエンジェル。 それぞれがまとまっている様で、全然バラバラなところが秀逸。 だけれどもなんとかチュマシ族の霊を退治することに成功。 ラストの後味の悪さもナイス。
・バフィのことに関わらない、といいながらライリーのことを気にするエンジェル。 みんながチュマシ族の霊に対応策を練っているのにパーティの料理で頭がいっぱいのバフィ。 完全にお笑いキャラになってしまったスパイクの行動が見所。
死者:考古学の教授、ガブリエル神父

第64話:良心の呵責
PANGS
 第63話:イニシアティブ 
THE INITIATIVE