スパイクの過去編。 そういえばありそうでなかったのがスパイク主役編ですね。 バフィはなんでもないバンパイアに深手を負い、大ピンチのところをなんとかライリーに救われる。 死に対して意識をするようになったバフィは、過去のスレイヤーがどんな形で命を落としたのか調べようとするが、記録に残っていない。 ジャイルズがいうにはウォッチャーとして、スレイヤー殉職の記録を残すのはつらい事だという。 バフィは過去にスレイヤーを殺したことのあるスパイクを尋ね、どのように殺したのか聞く。 ここでスパイクの過去が描かれている。 スパイクはウィリアムという名で、イギリス出身。センスのよくない詩人をやっていた。 そのときのあだ名が「スパイク」。想いを寄せる女性に振られてやけになっているところをドゥルーシラに殺されてバンパイアとなる。ドゥルーの仲間といえば、ダーラにアンジェラス。 スパイクは仲間内での地位を築くため、スレイヤー殺しを企て、実行し、遂行した。倒したのは中国人と黒人のスレイヤー。 その過程をバフィに伝えるが、バフィの態度も悪いし、スパイクもバフィと向かい合うと夢と同じようにキスしようとしたりして、話し合いがこじれる。 バフィが帰り際にスパイクに対して役者不足であるかのような発言と、金を投げつける態度に切れたスパイクは、バフィを殺すためにショットガンを持ち、バフィの家に向かう。 が、家の裏口で泣き顔のバフィを見ると、何も出来なくなり、隣にすわって不器用なりに慰めようとする。
・バフィが負傷でライリーが代わってパトロール。 ウィローやザンダーはパトロールをやる気なし。 ライリーは一人でバフィに傷を負わせたバンパイアを倒し、その仲間のバンパイアも倒す。
・病院で特に悪いところがないと言われていたジョイスだが、CTスキャンの再検査を受けることに。バフィは不安から泣き出してしまう。
死者:なし
なんだか以前のバフィとは話の作り方が違うような感じ。 シリアスとコメディのバランスが絶妙な感じだったのに、シリアス一本やりっていうのはみていて辛いです。 ジョイスの再検査の結果、脳腫瘍の疑いが強い。 初期との事だが手術できるかどうかも不明。 手術が出来ないと後遺症+生存率30%といった描写がストレートに描かれるのはキツイ・・。 バフィも動揺し、魔術を使って病状を回復させようとするが、ジャイルズたちにいさめられる。 バフィが病院にいた頃、マジックボックスにグローリー(正体不明の女の名前)がやって来て、古代に消滅したと思われていた魔術に使う道具を買っていった。 伝票をみたアンヤが気づき、コブラから新しい生物を生み出そうとしていることがわかった。 それを聞いたバフィは、サニーデール動物園へ。 果たしてグローリーはそこにいたが、またもやバフィは圧倒されて、コブラは恐ろしい魔物に生まれ変わる。 グローリーから「鍵」を探すように命ぜられた魔物は街をさまよい、ついにマジックボックスへ。 そこでドーンを見つけた魔物は、「鍵」の居場所を知らせにグローリーのところに戻ろうとするが、バフィとジャイルズの必死の追跡により、グローリーの屋敷直前で仕留められる。 
・ライリーが自分の居場所をなくしてしまったようだ。  ・病院のインターンのベンはバフィにやさしい。
・スパイクはバフィの部屋に忍び込み、セーターの匂いをかいだり、服を盗んだりと危ない方向へ。
死者:なし


第86話:影
SHADOW
第85話:過去
FOOL FOR LOVE