ライリーが去り、バフィは表面上気丈にしているが、思いっきり情緒不安定。 なんでもないことで泣き出したりと大変。 そんなバフィを気遣いながら、ジャイルズはグローリーの情報入手のため、イギリスのウォッチャー委員会へ行く。 その間、マジックボックスの店はアンヤが中心となって運営することに。  ところが前々からアンヤと仲の悪いウィローが、店の商品を勝手に使って呪文を実験したりするからアンヤは面白くない。 ウィローの実験の邪魔をする。そして呪文の実験は失敗し、魔女によって水晶玉に閉じ込められていたトロールが復活してしまう。 マジックボックスは滅茶苦茶になり、街もブロンズも破壊されてしまう。 そのトロールは、以前は人間で、悪魔時代のアンヤが呪いをかけてトロールに変えてしまった経緯があり、トロールはアンヤと魔女であるウィローを殺そうとまたマジックボックスにやってくる。 ザンダーが止めようとするが返り討ちに。  少し遅れてバフィが登場。 一時はトロールに押されるが、トロールの言葉に情緒不安定になったバフィは大荒れで逆転、トロールを殴り倒す。 さて、イギリスから帰国したジャイルズは、めちゃくちゃになった店の惨状にあきれる。 そしてイギリスでのことをバフィとジョイスに話していると、話題がドーンのことになる。 そしてその話をドーンが思いがけなく聞いてしまう。 ドーンはみんなが自分に対して何かを隠していると感じる。
・スパイクはゴミ捨て場から拾ってきたマネキンに金髪のかつらを被せ、バフィの服を着せて、バフィとの会話をシミュレーションしている。 
・ウィローからエイミーねずみの話がでる。
死者:なし      
ジャイルズの報告を受けたウォッチャー委員会は、なんと直々にバフィたちの元に来るという。 グローリーの情報だけでなく、他に目的があるようだ。 ウォッチャー委員会にろくな目にあわされていないバフィは反対するが、お構いなしにウォッチャー委員会はマジックボックスにやってきた。 委員会メンバーは、バフィが18歳の誕生日に試験を担当したクエンティン・トラバーズが親玉。 委員会はグローリーの情報をバフィたちに与えてよいか審査をするという。 猛反発するバフィとジャイルズだが、トラバーズにジャイルズの強制送還をちらつかせられ、仕方なく審査を受けることに。 実践試験では、バフィの戦闘力とガード能力を一度にみるような形式で行うが、バフィは見事に攻め手もろともガードをする人間(試験ではダミーを使用)も完全破壊。 落ち込んで一度家に帰るとなんと家にグローリーが。 鍵が必要だからバフィを殺さないでいたこと、鍵のありかを言わなければ家族・友人を殺すことを忠告して去ってゆく。 バフィは早速ジョイスとドーンをスパイクのところに連れて行き、かくまってもらう。 その後、ヒアリング試験を受けるためにマジックボックスに向かう途中、なぞの騎士団に襲われる。 なんとか撃退したが、騎士団の狙いも鍵。 騎士団はグローリーに鍵を渡さないために、鍵を壊そうとしてバフィを襲った。 バフィは鍵を巡って大変なことが起きつつあると考える。 マジックボックスに戻ったバフィは、委員会に逆条件を突きつける。 すなわち、バフィの協力がないとこの状況は乗り切れない、お互いのためにもスレイヤーを怒らせるなといい、ジャイルズのウォチャー復活とグローリーの情報を渡すように告げる。 条件を飲んだトラバーズからの言葉を聞き、バフィは唖然とする。 グローリーの正体は「神」だという。
・普段散々スパイクをバカにしているのに、困るとスパイクを利用しようとするバフィはなかなかダーク。
・相変わらずスパイクとジョイスのやり取りは面白い。
死者:なし      グローリーによる廃人:1名


第90話:チェックポイント
CHECKPOINT
第89話:トライアングル
TRIANGLE