元の殺戮バンパイアに戻ってしまったスパイク。 しかし、スパイク本人は全く覚えておらず、断片的なフラッシュバック的記憶しかない。 バフィはそんなスパイクをサマーズ家に連れてくる。 しかしドーンやアンヤは不満げ。 ウィローはバフィに従うといった感じ。 ザンダーは無関心を装っているが、絶対に不満あり。
さてバフィに頼まれてスパイクの食事を買いに来たウィロー。 そこで同じく豚の血を買いに来たアンドリューとばったり会う。 なんとか魔女モードに入らずにアンドリューをサマーズ家に拉致することに成功。 いったい何をたくらんでいるのか(血を何に使うのか)聞き出そうとする。
ここでアンヤとザンダーの「北風と太陽」コンビネーション攻撃が炸裂。 いつのまにかこの二人は仲良くなってましたね。 このコンビネーションが功を奏してアンドリューが秘密を明かそうとした時と同時にスパイクが豹変。 バフィを突き飛ばしてアンドリューを襲う。
なんとかスパイクを引き離し、地下室に鎖をつないで監禁。 バフィはスパイクが変わる前に、一人で会話をしたり歌を歌っていたことから、何者かがスパイクを操っていると考える。
地下室でスパイクとバフィ。 バフィに自分を殺せというスパイク。 それに対してバフィはスパイクの変化に気づき、殺そうとしない。 バフィはスパイクに「あなたらな正義になれる、あなたを信じている」と告げているとき、あの美女惨殺シリーズの殺し屋たちがサマーズ家に乱入。 ドーンやアンヤ、ウィローを襲う。 大乱闘になるが、なんとかバフィとザンダーで殺し屋を倒すも、彼らの本当の目的はスパイクの拉致だった。
バフィは倒した殺し屋の顔を見て、ある敵を思い出す。 イギリスのウオッチャー委員会も同じ敵から襲撃を受けていた。 その敵とは44話に登場した「ファースト:イーブル」であった。
そして拉致されたスパイクは、サニーデール高校の地下に連れて行かれ、封印に血を流す。 スパイクの血により封印が解け、中から、バンパイア:マスターが野生化したような魔物が姿を現す。
・バフィはウォッチャー委員会に連絡をして、ジャイルズの居場所を聞き出そうとするが断られる。
ウォッチャー委員会もジャイルズを探していた。
・ウッド校長は、サニーデール高校の地下室でジョナサンの死体を見つけ、それを山の中に埋める。
今回の敵がファーストだと判明した。 が、情報らしい情報はなにもない。 スパイクの行方を魔法で探そうとしたアンヤとウィローだが、突然ウィローがファーストに乗り移られる。 「私を強くするだけだ」といってファーストは消えた。 手掛かりらしい手掛かりは、唯一以前乗り込んだことのある地下のファーストの基地だ。 バフィがそこに行こうとしたときに、思わぬ訪問者が・・・・。
なんとジャイルズだ。 それに3人の若い女の子を連れている。 3人はスレイヤー候補生である。 ジャイルズはファーストがブリンガーズを使って候補生やそのウォッチャーを殺していることに気づき、生き残った候補生を保護して連れて来たのだった。 ジャイルズはファーストがウォッチャー委員会を消滅させたことをみんなに告げる。
そしてジャイルズとともにファーストの地下基地に向かうバフィ。 44話でエンジェルと歩いた街並みを歩く。 懐かしい感じ。 さて、地下の基地を見つけ乗り込むと、サニーデール高校の封印から出てきた魔物がバフィを待っていた。 パワーに押されがちなバフィだが、なんとか胸にクイを打つことに成功。 が、全く動じない魔物。 バフィはなんとか地上に逃げ延びる。 魔物は太陽の光が苦手のようだ。
ジャイルズによるとバフィを襲った魔物はどうやらトュルクハンというバンパイアの先祖らしい。 バンパイアにも恐れられている生物で、バンパイアとも違う。 ファーストが蘇らせたらしい。 それをスレイヤー候補生にも話すジャイルズ。
夜になるとなんとスレイヤー候補生の一人:アナベルがサマーズ家から逃げ出す。 アナベルは簡単にトュルクハンにつかまり殺される。 少し遅れてバフィが到着。 トュルクハンと二度目の対決となるが、完全にパワーだけでなく格闘術でも負けて、瀕死の重傷を負ってしまう。
ジャイルズたちがバフィの様子を心配している中、傷だらけのバフィが集まったバフィ軍団を前に「私には戦士の仲間がいる。 これからは待っていないでこちらから仕掛ける」とファーストに逆宣戦布告。
・スパイクはドゥルーシラの姿をしたファーストと、トュルクハンに拷問されるが、バフィの言葉を胸に、耐え続ける。
・バフィの夢に現れるジョイスは、ファーストによる幻影なのか、本当の幻影なのかよくわからない。
・ウッド校長は、バフィに対して不信感を持っているようだ。
・アンヤがウォッチャー委員会を消滅させたのはジャイルズと推理。ジャイルズが怪しい?
・死者:アナベル(トュルクハン)
第131話: 独りにしないでNEVER LEAVE ME
第132話:夜の闇に抱かれて
Bring on the Night