ちょっと意外な展開になりました。 前回でバフィがトゥルクハンにボロボロにやられてしまい、悲壮感が漂う展開になるのかと思ったらそうでもなく、小生意気なスレイヤー候補生のみなさんが増えていたりと大変です。
 そんでもって先週から会話の中に「フェイス」とか出てくるので、「さあ、フェイスはいつ出てくるのか」とか「ウィローの大爆発はいつか?」とか、そっちに気がいってしまいがちで困ったものです。

さて諸悪の根源で実体のないファースト。 情報もほとんどない。 トゥルクハン対策はバフィに任せ、ジャイルズはアンヤとともにファーストのことを”デーモンの何でも相談室;ベルジョクサの眼”に聞き込みに行く。

さてバフィ本体。こちらは5人に増えた居候:スレイヤー候補生たち。 ウォッチャー委員会消滅後、各候補生とウォッチャーにはイギリスの魔女委員会から「サニーデール集結命令」が出てるようで、今日もまた一人候補生がやってきた。
候補生といえばケンドラみたいに厳しくしつけられてるのかと思いきや、そうでもないし・・・。まあ、バフィ本人もアレでしたが・・・。 それは置いといて、とにかくこのスレイヤー候補生たちのビジュアル的なまずさはいかがなものか。 30年ぐらい前にアフロヘアのスレイヤーがいたかもしれないし、主役のバフィを食ってしまうわけにはいかないのはわかりますが、やはりスレイヤー候補生なんだから、少しは考えてほしいものです。 そういえばドイツの候補生は赤髪に鼻ピアスだったな・・・。
でもってもしかしたら(というより確実に)ドーンより弱い&使えない候補生の皆さんが、現スレイヤーであるバフィの実力に疑問を抱いている。 私たちを守れるのかと。 
そしてファーストは殺した候補生に化けてその不安に輪をかけ、内部崩壊を目論む。 ファーストの化けていた候補生を見破ったバフィだが、候補生たちの不安を拭いきれぬまま、トゥルクハンの再襲撃を受けてしまう。

 その頃、ベルジョクサの眼にたどり着いたジャイルズとアンヤは、ファーストについて疑問を投げかける。「なぜ今なのか?」 すると「スレイヤーを包む謎の力が乱れ、脆くなったから」という答え。
では「なぜ謎の力は乱れたのか?」その答えは「謎の呪文による死んだスレイヤーの復活」であった。
ウィロー、ザンダーとともにバフィを復活させたアンヤは、その答えに自分を責める。

・候補生:ケネディとウィローはお互いに意識しているような。
・アンドリューも一応、バフィ軍団の頭数に入ったようだ。 うんちく全開。
・ジャイルズに思いっきり怪しいフラグが立ちすぎ。
・ベルジョクサの眼によるファースト評:ファーストは宇宙が生まれる前から存在する。 実体がないので当然闘うことも殺すことも出来ない。選ばれしものを取り巻く謎の力に変化が起こり、波長が乱れ、脆くなった。 そのため、ファーストは「今」攻撃を開始した。 
・死者 候補生:イブ(おそらくブリンガーズ)
第133話:ショータイム 
SHOWTIME
第134話:秘めたる力
POTENTIAL
イギリスの魔女委員会からウィローに電話が掛かってくる。 「スレイヤー候補生がサニーデールにいる」という。さて。 
前のエピソードでもドーンがスレイヤー候補生に対して複雑な感情を持っている描写があり、今回のエピの序盤でも思いっきりまるで伏線のような感じで表現されていましたので、視聴者の95%はドーンが候補生だと思ったと思います。 
 そしてそのスレイヤー候補生の居所をウィローが魔法で突き止めようとするのですが、期待を裏切らず、その呪文はドーンが候補生であることを示します。 ザンダーとウィローに祝福されるドーン。 思いっきり現実な言葉を並べるアンヤ。  しかしドーン本人はどうしていいかわからない様子。 
バフィに知らせないで、とザンダーたちに言い残し部屋に閉じこもり、気づかれないように外に出る。 外に出るとアマンダという同級生に会う。 アマンダは学校でよくわからない男に襲われたようだ。 アマンダはバフィの噂(超常現象に詳しい)を聞いて、やってきたのだった。
アマンダの話から、バンパイアのことだと気づいたドーンは、アマンダとともにサニーデール高校へ。
ドーンの予想通り、サニーデール高校にバンパイアはいた。 なんとかバンパイアを倒そうとするが、苦戦する。 バンパイアとの闘いの中でブリンガーズが乱入。 しかしブリンガーズが狙ったのはドーンではなくアマンダ。  実はウィローの魔法はアマンダを示していたものだと気づくドーン。 すぐさま状況を理解してアマンダに候補生としての力を覚醒させる。

 実はスレイヤー候補生ではなかったドーン。 そんなドーンを慰める、シーズン1から普通の男のザンダー。
 (しかしながらドーンはシーズン5の足手まといからすれば、かなり成長してますね。)

・ジョイスの亡霊の伏線はやっぱり生きてました。 まだ引きずるのでしょう。
・ストーリー序盤の魔法失敗の法則、シーズン7発動。
・バフィに助けだされたスパイクは候補生たちのトレーニングの手伝い。 しかし候補生そっちのっけでバフィと怪しい雰囲気になってしまい、候補生たちも苦笑。
・サニーデール高校の生徒間では、バフィは「イっちゃってる人物」という実に正確なレッテルが貼られているようだ。
・ザンダーがオズのことをちゃんと覚えていたことにちょっと感動。(ライリーは忘れられたようだ)
・死者 なし