ゲームボーイカラー(GBC) Buffy the Vampire Slayer |
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2000年に発売された、ゲームボーイカラー(GBC)用のソフト。 先日、ゲームボーイアドバンス(GBA)用のソフトを紹介しましたが、こうなったらこれもやっておかないといけないと思いまして、挑戦しました。 GBAでのレビューで「難しい」「操作性に難あり」と書いてしまいましたが、GBAソフト様、申し訳ありませんでした。 GBA用のソフトは「操作性が非常に優れている」(ゲームボーイカラー用に比べて)に訂正させていただきます。 それではまず初めに、お馴染みの有名ゲームサイトの評価を見てみましょう。 XBOX版のバフィ1が8.3点、カオスブリーズが8.2点、GBA版は3.8点でした。 さて、GBC版ははといいますと・・・オフィシャルの評価はないようです。 それではゲーム購入者のレビューを見てみましょう。 XBOX版のバフィ1が9.1点、カオスブリーズが7.9点、GBA版は5.6点でした。 さて、GBC版ははといいますと・・・。 なんと1.0点でした。 ちょっと厳しいような感じですが、ゲームをやった人の感想ですから。 やっていない人の評価よりはよろしいかと。 ちなみに私の評価は2.0点です。 内容は、横スクロールのアクションです。 全8ステージ。 墓地をパトロールしていたバフィ。 バンパイアの様子がいつもと違う。 なにやら影で大きな力が動いているようだ・・・。って感じの話だと思います。 |
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「極悪極まりない操作性」 Aボタンでパンチ、Bボタンでキック。 この時代のゲーム機はボタンが少ないので、ジャンプボタンは方向ボタンの↑を押す。斜め上に入れるとその方向に斜めジャンプ。 ↓ボタンはしゃがむ。 斜め下にボタンを入れると、その方向に前転します。 バンパイアにトドメを刺すには、胸にクイを打たなければなりません。 その操作は↓ボタン+パンチボタンです。 この入力判定がかなりシビア。 なんでこんなにシビアなのか理解に苦しみます。 位置が少しでもずれているとダメです。 さらにもうひとつ重大な欠陥が・・・・。 方向ボタンが斜め下に入ってしまうと、バフィがコロリと前転してしまうのです。 余裕のあるときはやり直せばいいのですが、後半はやり直し=大ダメージを意味します。 苦労してバンパイアをダウンさせたのに、トドメを刺さずにコロリと変な方向へ転がるバフィ。 思い通りに動いてくれないゲームが面白いと感じるわけありません。 |
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「単調なゲーム展開&溜まるストレス」 無理に謎解き要素を入れたり、むやみに敵を出せばいいというものではないと思いますが、ステージ1からステージ4まで、それぞれ同じ敵(色が違うだけ)が、同じタイミングで、同じ攻撃を、同じ様な背景で仕掛けてくるというのはあまりにも単調すぎると思います。 一応、ステージの最後に中ボスはいますけど。 ステージ5-6は、今まで出てきた敵が次から次へと沸いて出てくるのを倒すという展開。 単調ですが、一応後半なので、敵の攻撃力増加、回復力激早となっています。 そんな敵に対して思い通りに動かないバフィで闘います。 ストレスが溜まります。 |
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「あっけなさ過ぎるラスボス」 GBA版では、ライリーとのラブラブ攻撃で倒したのですが、GBC版はバフィ一人であっけなく倒してしまいます。 あまりにもあっけなかったので、こいつがラスボスと気づいたのは、エンディングが始まってからでした。。 |
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「アメコミなバフィたち」 ハードの性能からして実写取り込みは出来ないし、アメリカなんだから当たり前なんですが、日本人の私は違和感ありすぎです。 |
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操作性があまりにも厳しいと思います。 ドドメを刺すという一番重要なアクションがあれでは・・・・。 ある意味このゲームは、GBA版の素晴らしさを再認識させるための存在であるかもしれません。 結論:コレクターズアイテム。遊ぶ必要は感じません |
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