うーん、基本的に脚本に文句いうのって反則だと思うのですが、文句いいたくなりますね。
こんな気分になったのはシーズン3の
エピソード36以来でしょうか?
バフィとその仲間の衝突、分離を描くのはいいのですが、描き方があまりにも・・・・。これではバフィがただの行き当たりばったりの無計画人間じゃないですか。
なぜかサニーデール高校に来たケイレブに完膚なきまでに叩きのめされて、「最初にケイレブに会った場所に秘密があるハズだからみんなで乗り込もう」っていう結論はどう考えてもおかしい思考回路ですよね。 サニーデール高校のケイレブはスタミナがなかったとか攻撃力が弱かったとか、あの場所に対しての伏線といいますか、なにか確固たるものがあったのならともかく、ただボロ雑巾のようにされて失神してしまったバフィから出てくる言葉じゃないです。
そこまでして仲間との対立の構図を作ろうとする意図がいまいちわかりません。
バフィが孤立していくのはジャイルズとウッド校長、ウィロー&ザンダー、候補生たちと一応きちんと描いてあったのに、最後の詰めが甘いというか。
バフィの絶対のよりどころである「私はスレイヤー」というものを無に出来る唯一の存在、もう一人のスレイヤー”フェイス”という切り札の使い方は確かによかったんだけど、正直言ってすっきりしないです。
・バフィの意見に疑問を持ち始める仲間たち。 それでもバフィはかたくなに自分の主張を曲げない。 そしてそのよりどころは「(自分は)スレイヤーである」ということ。 ところがもう一人スレイヤーが・・・。ウッド校長の投票で決めたら?発言がきっかけで、どちらのスレイヤーをリーダーとするかという雰囲気になる。 流れは当然フェイスを新リーダーに。 納得いかないバフィに引導を渡したのはなんとドーンでありました。 ドーンもつらそうだ。
・サニーデールでは、人民大移動が始っています。 デーモンのクレメも猫がいなくなったといってサニーデールを去ろうとしています。
・スパイクとアンドリューは紋章がらみでケイレブの情報を探しにいくことに。
・死者 なし