ファンなら迷わず買いです。 キャラクターゲームで面白いものは、100本に1本といわれていますが、これはまさしくその当たりの一本でしょう。
タイプはバイオ・ハザード系のアクションゲームですが、非常に操作しやすいです。 動作のグラフィックとサウンドが非常に凝っていて、まるで自分がスレイヤーになった気分です。 内容もジョス自身がこのゲームの為に脚本を書いたらしく、このゲームのエピソードは、原作で言うと、シーズン5の
95話と96話の間に存在するものだそうです。 過去のエピソードもうまく織り交ぜ、とても面白いエピソードに仕上げています。 出てくるキャラクターはシーズン5のドーンを除いたレギュラー陣に、フェイス、そしてイーサン・レイン、まさかの復活で、シーズン1の
シド、シーズン3の
カキストス。 会話の中に出てくるのがウェスリー、ジャイルズとバフィ・アンヤの会話の中で「
ウィローのドッペンゲンガー」のことも少し出てきます。ゲームの中に出てくるキャラクターは、俳優本人がアフレコしております。(バフィは違うみたいですが、違和感ありません)
ただ、難易度が非常に高く(昔のゲームで言えば裏ゼルダ)、親切丁寧な今のゲームに慣れてしまった人の多くが途中で挫折すると思われます。 最初のステージはなんなく攻略できて、なんかもの足りないような気もしたのですが、次のステージですぐにハマってしまいました。 最初のレベルの難易度を100とするなら、次のレベルの難易度は1500ぐらいでしょうか? あまりにもひどい難易度のインフレです。 このゲームの難点は、一度ハマってしまうとそこから先に進むのに、2,3時間奔走するの当たり前というところです。 だたでさえ謎解き要素が極悪すぎるというのに、それに加えてメッセージが英語表記というところも、英語力のない人間(私)には障害となってきます。 私も何度も挫折しかけました。 全く先に進めなくなり、「絶対にこれはこのソフトのバグだ!」と思い、その章の始めからやり直したことも何度もありました。 途中、ゲームするのが苦痛になりかけますが、そんなときはその辺から沸いてくる、バンパイアやデーモンをいじめて、気分をはらしていました。 が、どう考えても納得いかない謎解きが1箇所あり、そこにハマるとそれこそ永久にクリア出来ないのは問題だと思います。
でもそんなマイナスを補っても、買うべきゲームだと思います。
とにかくこのゲーム画面を見てください。
さらに薦める理由のひとつにおまけがあります。 ジャイルズやザンダー、タラ役の
俳優インタビューやアフレコのシーンが収録されています。 また、多人数プレイモードはおき楽に遊べると思います(やったことないのでわかりません)。