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[286] おりくの台詞 投稿者:都の商売人 投稿日:2009/04/29(Wed) 02:14  

主水以外では珍しいんですが、

「仕事人III」#14で、順之助の友達が「連続婦女暴行事件」の犯人の一人になってしまい、口封じの為に殺されてしまうんですが、殺しの前におりくが順之助に向かって、こんな事を言ってます(ちなみに、「友達の仇を討とう」とした順之助は、主水によって殺しから外されてしまいました)。

「あんたが友達の仇を討ちたいって言う気持ちは分かるけどさあ……。仕事人てのは、良心とか正義とか、そんな立派な事でやってんじゃないんだよ。煎じ詰めりゃあ、オゼゼの為にやってる腐った商売さ。まともな人間だったら、幾ら悪ガキだって、若い子が殺せる筈ないだろ?それを平気で殺せるのが……仕事人さ」

これなんか、ザナックさんが言われた事と非常に似通ってますね。

http://space.geocities.jp/wrjsw332


[285] 正義の味方が有料というのはおかしいじゃないかという道徳教育 投稿者:ザナック 投稿日:2009/04/28(Tue) 23:27  

主水が順之助に言ったアレがそもそもじゃないですかね。
「金をもらうのは、歯止めなんだ」
「(金ももらわないで義憤で人殺しをするなら)思いあがっちまうだろ。神様みたいな気持ちになって、(自分の理屈で無尽蔵に)次から次に人を殺して回るようになっちまう」

だから、金をもらうことで「正義心からなんかじゃない、おまんま喰うためなんだ、金をもらって他人様の命を頂戴する人間のクズなんだ」と。
ここまでは、主水らしい理屈のこね回し方だと理解もできるんです。このセリフを主水の堕落とか順之助への便法と見る方もおられますが、私には非常に主水らしい自己正当化だったと思ってます。

で、いつの間にやら、その「金をもらうのは思いあがらないための歯止め」が、「金をもらわなきゃただの人殺し」に変質してしまった。「正義の味方」のはずの仕事人が無料奉仕ではなく金を取るというのは何だかマズイという道徳(?)意識が、主水のセリフを「おー、この線がイイ」という感じで適宜流用して成立してしまったんじゃないですかしら。


[284] 深い意味ないですよ。 投稿者:管理人 投稿日:2009/04/28(Tue) 21:59  

>>しまさん
ひとでなくなる・・・。
「金も取らず=見返りなし、善悪を判断し、人を罰する」
単純にそんなことが出来るのは、人ではなくて神様だといいたいのでしょう。
漫画のデスノートを考えればわかりやすいですかね。もちろん必殺スタッフがデスノートに影響受けたわけではありません。
過去に何度か出てきた表現ですから。

仕事人2009について追記
金を取る=薄ぎたねえ仕事という表現が久しぶりに出てきましたが、
人気絶頂期の必殺シリーズは「正義の味方」を描くしかなかったんですよね。 
視聴率が30%超えている、家族みんなで観る仕事人シリーズの主人公一味に、河原に住んでいて口癖が「金くれ」だとか、
仕事料をもらうと満面の笑みを浮かべて吉原に走る奴とか、存在が許されないですから。
設定的には「仕事人は正義じゃない」と言いながら、正義の味方を描くしかなかったわけで。
だから「金をもらわなきゃタダの人殺し」という表現になったのかと。
まあその分、映像とか凄いレベルになってましたから、悪い面ばかりじゃなかったと思いますけど。

さて、仕事人2009ですが、東山氏を始めとした出演者はみんな正義の味方しかありえないわけです。
東山氏はトップアイドル出身でスキャンダルは皆無。 ストイックなイメージがあり、別に必殺に出なくても問題ない。
ある意味人気絶頂期より「正義の味方」になるはずだったんですが、10話とか想像を遥かに超えた演出で・・。
心変わりした頼み人を殺すのは過去にもあったのですが、あんな表現を使うとは。
涼次の「頼み人だぞ」の問いに、「あいつが一番の元凶だ。それに気づかねぇのか」とか正義の味方らしいセリフはいくらでも
あるのに、あまりに強引な理屈「オレは頼まれてねえ」ですからね。
仕事人=正義の味方を意図的に否定しているわけで。 残りの話数でどういう展開になるのか期待しています。

>ザナックさん
>あ、そうか、金をもらわないからタダの人殺しで、金をもらえば有料の人殺しか、そういう意味か。

そこまで開き直ってくれたら面白かったんですけどね。


[283] 金を取らねば・・ 投稿者:しま 投稿日:2009/04/28(Tue) 17:27  

金を受け取らねばただの人殺し・・人でなくなる・・裏稼業をあり方を諭す場面では結構耳にした記憶がございますね。これをどう解釈すべきでしょうか?製作スタッフはどんな意図を伝えようとしたんでしょう。
相手が悪人でも善人でも、殺しは殺しだ・・みたいな会話も過去に記憶があります。世のためと、悪人を闇討ちで殺してしまうことが正義と割り切れるのか、それが適わず源太のようになってしまうのが普通の人間でしょう。だから、恨みを肩代わりしてやる商売として割り切る。金子を受け取ることで裏の仕事と自分達は言い切ってます。だから普通の生活では人として生きていける。
そんな解釈をしてみましたが、異なるご意見ありますでしょうか。


[282] 殺人症候群 投稿者:ザナック 投稿日:2009/04/28(Tue) 00:58  

いや、とにかくね、あたしゃ「金をもらわなきゃタダの人殺しだぜ」という、三味線屋がお気に入りみたいに使うこのセリフがいちばん厭わしくて(笑)。じゃああれですか、やむにやまれぬ義憤で人を殺した奴はタダの人殺しで、金をもらって大喜びでなんの罪悪感もナシに人を殺した奴は上等な人間なんですか、フン。
あ、そうか、金をもらわないからタダの人殺しで、金をもらえば有料の人殺しか、そういう意味か。
貫井徳郎の「殺人症候群」で、仕事人たる人物が「金をもらってやるんだ、タダの人殺しじゃないんだ」みたいな意味のことを言って、それに対して仕置人(じゃないけど)たる人物が「なんだそりゃ、金をもらったらタダの人殺しじゃなくなるのか、どういう理屈だ、そりゃ」と笑ったのが、喝采ものでね。

あたしは、主水が仕事人以降ズルズルなさけない人物になっていったのは、「誰がヒーローなんかになってやるもんか」という意地だと(最近)思うようになりました。


[281] 主水は正義の味方になりたくないのか? 投稿者:都の商売人 投稿日:2009/04/28(Tue) 00:19  

……と「仕事人」初期風のサブタイトルにしてみました。

もしかして、主水は「裏稼業」に復帰、または深入りしてしまうことで
自分が「正義の味方」と化してしまう事を恐れていたとか?
(「なぜ?」と問われると、言い出した私も困るんですが(笑))

依頼人の心の内が書かれた文を読むことで、自分が「情に負けてしまう」事を恐れ、ある意味で「予防線」を張ったのかもしれませんね。

俺は、金でしか動かない。ビジネスライクな殺し屋なんだ
……と、自分に言い聞かせようとしたとか……。
(つまり、本心は、言ってる事と正反対と言う訳です)

結局、後期から末期に至って、自分が恐れていた通りの「姿」になってしまったのは、皮肉と言うか何と言うか……。

どうも上手くまとまりませんでしたが、管理人さんの文を読んで、こんな事を思い浮かべました。

http://space.geocities.jp/wrjsw332


[280] 正義の味方 投稿者:管理人 投稿日:2009/04/27(Mon) 22:53  

一般の視聴者は当然として、必殺シリーズに詳しい人の仕事人に対するイメージも「正義の味方」ですからね。
仕事人Vの劇中で順之助が仕事人のことをそう例えていたと思います。
おそらくその後の劇中で「仕事人は正義の味方じゃない」と描こうとしていたと思いますが、結局正義の味方を描いてしまった。
またそれ以降のシリーズでは「金を受け取らなきゃただの人殺し」=「仕事人は受け取るからただの人殺しより人間として上」という描き方をしていますので、そう思って当然です。

そもそもビデオが普及してきた頃の必殺シリーズの本放映は仕事人V以降。
再放送をしていたといえども、旧作を見るというのは至難の業。
今みたいにネット検索すれば殆どの情報が入る時代とは全く違うわけです。
平成に入ってLDのBOXが出るといっても1シリーズ8万円とかそういう値段。よほどのマニアじゃないと手が出ません。

膨大な時間とそれだけの価値があるとはとても思えない出費で仕置人→仕留人→仕置屋→仕業人→新仕置→商売人→仕事人と続けてみて、
2週目の仕置人→仕留人→仕置屋とみて気がつくこと。 なぜ主水は仕置屋の1話で裏稼業復帰をあそこまで拒むのか。
そしておこうの「頼み人の依頼文を読んで」という願いに対して「金だけでいいんだ」と答えるのか。

何も感じない人が多いでしょうし、個人的にそれぞれ考えることは違うかも知れませんが、私はここで完全に必殺に嵌まったくちなので、
仕事人2009がこの流れをほんの僅かですが汲んでると感じているから、楽しみに観ています。

だから・・・・渡辺小五郎の過去をどう描いてくれるのか。
別に2009じゃなくて新シリーズの2010でもいいので、視聴者の想像の上を行く描き方をして欲しいです。


[279] 第13話 投稿者:ましらのひろべえ 投稿日:2009/04/27(Mon) 11:49  

匳が何故六右衛門を殺したのか、さっぱり分かりません。
さらに2度も小五郎が匳を見逃した訳は何だったんでしょう?六右衛門殺しを仕事人の仕業と見抜いて源太の後釜にスカウトするつもりだったなら、そういうセリフが一言でもいいから欲しいですね。

主水が小五郎に対して何故見逃したのか問い詰めるシーンと匳に対して裏稼業の掟を説くシーンはゾクッとしました。最近の主水は好々爺のようで余り好きではなかったんですが(なんか「はぐれ刑事」の安浦さんがちょんまげ被ってるみたいで)久々に凄味のある主水でした。
主水が匳に「薄汚ねえ裏仕事」と言った事で、もし田中聖くん目当てで見始めた人が居たとしたら「仕事人=正義の味方」ではない事が分かったかもしれません。そういう狙いもあったのかな?

匳の仕事のシーンはよかったのですが、小五郎に脅しをかけるシーンは小五郎の方が数段、格が上で本当に「只の馬鹿」にしか見えませんでした。もしも匳のキャラの年齢設定が東山氏と同じくらいなら違った印象を持ったかもしれません。(それこそ仕置人の主水と鉄の再来のようになりますね)
個人的にはジャニーズ・タレントであっても良いものは良いと考えていますが、どうしても若手が多くなるのは問題があるか、とも思いました。


[278] 仕事料 投稿者:大掴みの鉄 投稿日:2009/04/27(Mon) 11:34  

裏仕事の金銭スタイルが、金持ちの道楽元締めが払う、競りに掛けるといった流れが自然で良い作品が多く、仕事師が悲劇に絡んで自分の恨みのように安い金子で引き受けるものは駄作が多い気がします。
いくら主水が裏家業を悪ぶっても、実態はボランティアに近いものですから。仕事人は善人の集まりという印象は拭えませんね。主水が匳に仕事料を受け取らなければ人じゃなくなる・・なんてセリフはこの作品スタイルではまったく説得力がありませんし、必殺シリーズをよく知らない人には意味が解らないでしょう。


[277] 匳の仕事シーン 投稿者:しま 投稿日:2009/04/27(Mon) 01:06  

匳の仕事技はいいと思います。単純で、絞め系は決めのスタイルに美的なバリエーションを今後期待できそうですしね。
少なくても、蛇のオモチャが飛び出るよりは好ましく思ってます。
不評のBGMですが、初めて聴く人には違和感が無いのかもしれません。ここに来るレベルの人だからの不満ですね。
登場したばかりで、今は涼次さんとキャラが被って見えます。
今後どんな違いを見せるかを注目しています。


[276] 投稿者:PON 投稿日:2009/04/26(Sun) 20:22  

漢字が読めない、という話はおいといて、
とりあえず、ジャニーズ風でなかったので、まあよしとしたいところです。
ただ、仕事(糸と針)が地味だな。。。針、意味あるのか? からくり人のピーターみたいに飛ばしてくれることを期待したんですが。
あと、一瞬、「? とうとうオリジナルBGM!」と期待した人は多いのでは? 思わず、巻き戻し(古っ)して聞いてしまった。 単なる昔のBGMですね。。さみしい。


[275] 仕立屋の匳 投稿者:出戻り銀次 投稿日:2009/04/26(Sun) 16:38  

明らかに匳は鉄を意識して作られてると感じましたが(ピアスやブレスレットなどにおいても)、正直、殺し技と殺しのBGMにはガッカリしました。メンバーの中で一人は素手で戦う怪力仕事人が欲しかったんですが・・・・。あの細い糸で首をしめるっていうのはちょっと似合わない気がします。(なんかすぐ、やられそうだし・・・)それに、前回の殺しは小五郎が敵を見失った数秒の間で行われていますが、あんな細い糸をつかって数秒でころすのは不可能だと思います。
あとBGMが「新・仕置人」の出陣のテーマっていうのもちょっと違和感がありました。どうせなら「あかね雲」のアレンジのテーマのほうが良かったと思います。





[274] 緊急重大告知!  藤田まこと先生来店。 投稿者:KATO提督 投稿日:2009/04/26(Sun) 06:10  

 本日、大阪天王寺新世界の、藤田まこと先生の「必殺串かつ人」に、藤田まこと先生が来店なさいます。

http://ameblo.jp/hissatsublog/entrylist.html

 なんと、もったいなくもご本人が串カツをあげてくださるそうです。詳しくは↑を。


[273] 針と糸ってどう? 投稿者:特撮帰りの龍 投稿日:2009/04/25(Sat) 20:49  

今回の必殺は匳の顔見せと仕事の糸が見せ場になるのですが
う〜ん、どーなんでしょう?
ポテンシャルは低くないと思っていますが、思ったほど台本がはねてない様な…
ま、個人的な感想ですが
来週に期待しましょう!
(^O^)


[272] 13話 投稿者:工藤ちゃん 投稿日:2009/04/25(Sat) 16:46  

う〜ん、もったいないの一言ですね。
私も必殺の復活を喜びつつも今回の2007〜2009は期待しないで見ていたのですが(2007の落胆はそれだけ酷かった)、おっ?おおっ??っと徐々に「これはこれでありな作品だよな」とジャニーズへの偏見なしに盛り上がったていた性質でありました。その一番の要因は、一番「これは無いだろ?」と思っていた東山・小五郎が徐々に魅力的に描かれてきた点でした。それだけに11話以降の中途半端な行動と言動はトーンダウンの大きな要因ではないでしょうか。
せっかく板についてきた東山の演技と役作りが・・・
これも管理人さんの言うとおり一貫性の・繋がりの無い脚本のせい、逆に10話は色々なタイミングが合わさった奇跡に近いものだったのかもとも思えてきちゃうのが残念です。
仕立て屋のレンについては・・・
これは完全に私が期待しすぎました。設定・役者共うまく扱えればかなり面白くなるのではと思いましたが、田中君の芝居を見たことが無かった為だったとわかりました。勿論脚本の時点で生かされてなかったのが一番なのでしょう、レンが絡んでの発展要素もこれ以上なくなってしまった感がありますよね。ただし殺しの場面は思ったほど悪くなく、これから楽しみな要素ではあります。
しかし私は信じて見続けますよ!
この盛り上がりとガッカリの繰り返しこそが必殺の歴史でもありますから。
必ず盛り返すことを信じながら!


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